2020年 05月 05日
第1章 その2 モノを見る スタートとゴール
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「毛様体」が脱力すると「水晶体」が薄くなり "ピント" は遠くに
「毛様体」が緊張すると「水晶体」が厚くなり "ピント" は近くに

この位置を、ピント合わせの “スタート” とします。これよりも遠くは見えません。
このスタート地点から「毛様体」が “緊張” を始めると、ピントが合う位置が、次第に "近く" なってきます。そして「毛様体」が最大限 “緊張” した時「水晶体」は最大限 “厚く” なります。結果ピントが合う位置が "近く" の限界点に達します。
この位置を、ピント合わせの ”ゴール” とします。これよりも近くは見えません。
この ”スタート” と ”ゴール” の間が "ピント合わせ" 可能な範囲になります。この範囲を “ピント範囲” とします。
この “スタート” と “ゴール” は人それぞれであり、年齢や体調により変化します。同時に ”ピント範囲” も変化します。
なお専門用語的には、以下のように呼ばれています。
スタート→遠点 ゴール→近点 ピント範囲→調節域
by o-ieye
| 2020-05-05 14:03
| 近視のススメ